Maple story
そして・・・戻った先で、仲間たちが暖かく出迎えてくれた。


「おか」
「おかえりなさい、プレイヤーさん!」
「やったでござるな!プレイヤー殿!」
「さ、ペリへ戻るぞw」

「あ、ああ・・・」


皆が期待の目で私を見る。
待たせる訳には行くまい。

皆に手を引かれ、私達はペリオンへと直行する・・・

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再び師の元へと戻った私は、そこであった事を、包み隠さず全て話した。
そして、そこで手にした『黒い護符』を彼に手渡す。

『ふふ・・・私の分身に打ち勝つとはな。やはりお前は見込み通りの男のようだ。』

「これで私は、晴れて三次転職を迎えることができるのだな。」

『・・・確かにお前は強くなった。しかし、【三次職】という称号は、力と知性を兼ね備えた者にしか与えられないのだ。』

「・・・と言うと?」

『最後の試練だ。この【強靭のネックレス】を持ち、エルナスへ赴け。そして、再びタイラスに会うのだ・・・。新たな試練がお前を待つだろう。』

『・・・この試練を乗り越えた暁には、またここへ戻ってくるが良い。行け!戦士『プレイヤー』!』

「・・・わかった!」


試練はこれで終わりではなかった。
流石は最高峰の称号・・・と言ったところか。

【力と知性を兼ね備えた者にしか与えられない称号】

その言葉から察して、次の試練は頭を使う試練のようだ。


私が部屋から出ると、魔女さんが張り切った様子で、私に言った。

「次の行き先は武士道剣士さんから聞きました!さ、行きましょう!エルナスへ!」

「おや、武士道剣士の姿が見えないが・・・」
「手下D狩りに誘われたようで、一人ショーワ町へ向かったでござるよ。」

彼もギルドの一マスター。多忙を極めるのだろう。

私は、強靭のネックレスを握り締め、新たな試練へと挑む・・・。



『メイプルトラベル?』

「おうw便利なクエストだぞw」

鉾娘からの突然の提案。

どうやら『メイプルトラベル』と言う、本来は初心者の為に企画されたと思われるキャンペーンがあると言う。

駆け出しの冒険者に、世界を一周させてくれると言うものだ。

「それがどうかしたのか?」

「これでエルナスまで直行できるんだ!船を待つ時間も惜しいだろ?w」

なんとこの『メイプルトラベル』、各地へ瞬間移動させ、迅速に世界一周を楽しめると言うものなのだ。

ただし・・・人を瞬間移動させるという事は、強力な力が必要ゆえ、一人一回限りの旅なのだそうだ。幸い私はまだ、このキャンペーンを利用していない。

「そんなクエストがあったなんて!プレイヤーさん、早速行きましょう!^^」
「おれも」


私達が旅支度をすると、投げ侍が悲しそうに言った。

「せ、拙者・・・もう利用済みでござるよ。」
「どま」

「それなら、船を使って行こう。ここで置いてゆくのは・・・」
「待つでござる!」

投げ侍が、私を制止した。

『拙者の都合で・・・拙者の都合で、プレイヤー殿の歩みを止める訳にはいかんでござる!・・・拙者はここでプレイヤー殿の帰りを待つでござるよ。』

「投げ侍さん・・・」

鉾娘が励ますように、投げ侍の肩をぽんと叩く。

「まっ、あたしが一緒にいてやるよwあたしも実はクエストやっちゃったんだw」
「おお!二人なら寂しく無いでござるよ!」

「すまないな、二人とも。」
「おうw頑張ってこいよ!w」

『プレイヤー殿、クエストはリスの『クン』に話し掛ければ始められるでござる。・・・ご武運を!』

「ああ!」



私達は、二人の助言を頼りに・・・
港町『リス』へ向かった。


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