Maple story
メイジの補助もあり、私達はガンティアンの群れを思いのほか楽に片付ける事が出来た。

「メイジさん。君の補助魔法に意味が無かったとは言わないよ。キミの気持ちだけで僕の胸はいっぱいさ・・・」「うるさいの」

カウボーイが言うには、魔力は私達にいらない能力らしい。それにしても・・・自分の事ながら、私達も強くなったものだ。初めてこの外界人と戦った時とは大違いだ。

「なんかおちてる」
斬り盗賊君が地面に何かが落ちているのを発見した。

そこには、『記憶のかけら』が3つ、残されていた。

「これが『記憶のかけら』・・・早速持ち帰って記憶を作り上げよう!」
「プレイヤー君、待ってなの。」

メイジが私を呼び止めた。
「3つもあるって事は、もっと沢山ある可能性もあるの」

確かにそうだ。複数個あると言う事は、まだ記憶が残っている可能性もある。

「そうだな。もう少し、外界人退治を続けるとしよう。」
「おk」

そう話す間に、新たなガンティアンが顔を出した。私達は再び、ガンティアン退治を始めた。・・・しかし、先ほど3つ見つけたきり、いくら狩りを続けても『記憶のかけら』は出てこない。

「もしかして、3つで全部なのではないか?」
「あたしもそんな気がしてきたの・・・」

これ以上狩りを続けても成果は得られないだろう。そろそろ切り上げ、基地へと戻ろうとした時だった。「おっ!いたいた!w」

『ロスウェル草原』から雷魔術師が顔を出す。雷魔術師め、そんな所にいたのか。

「こんな綺麗なの拾ったぜ!w」

そう言って雷魔術師が差し出した手には、2つの『記憶のかけら』が握られていた。

「それは!」
「雷魔術師くん、GJ!」

「あん?これがコリンの記憶なのか?」

少々悔しいが、雷魔術師のお陰で記憶のかけらが5個集まった。キリのいい数ではあるのだが、まだ残っている可能性は否定できない。

「雷魔術師よ、このかけらをもっと見つけなかっただろうか?」
「狩り始めた頃に2個拾ったんだけど、それからはさっぱりだな。」

「まあ、僕達も狩り続けたけどこれ以上見つからなかった。これで全部揃った可能性も高いと思うんだ。さあ、プレイヤー君、これを要員Mに持っていこう!」

「ああ!」

私達は雷魔術師と合流し、統制区域を後にした。

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