私に足りないのは何だ?力だけではだめなのか?
奴に勝てない理由が判らない私は、もう一度緑キノコに立ち向かう。
しかし、やはり攻撃は当たらない。また倒されるのか。
そう思った時、一人の弓使いが現れた。
「大丈夫か?手伝おうか?」
私は答えた。
「すまない。手助けを頼む。」
そう言うと彼は二本の矢を取り出し、緑キノコに向けて放った。
必中・一撃だった。いや、二撃と言うべきか?
私は言う。「凄い・・・貴方は一体・・・?」
彼はこう言った。
「俺は最強の弓使い。ダブルショット、強いだろ?うんちまん」
「キミにはDEXが足りないな。もっと上げた方がいいよ。」
うんちまん・・・は置いておいて、DEXも上げることが強さへの第1歩らしい。
私は言った。「いつか貴方のようになってみせる!」
最強の弓使い。彼の助言どおり、私は初めて「DEX」のステータスを上げる事になる。気がつくと私のレベルは15になっていた。
新しく手に入れた「サーベル」とともに緑キノコの住処へ向かった。すぐさまパワーストライクを叩き込む。・・・初めて攻撃がヒットする。しかし気は抜けない!一撃で倒せる相手ではない。私は連続でパワーストライクを叩き込んだ。苦戦の末、緑キノコはその場に倒れた。
私はついに一つの「壁」を乗り越えたのだ・・・。緑キノコを倒した後には、キノコの笠と鍋の蓋が残されていた。
緑キノコを撃破し、鍋の蓋を手に入れた私だったのだが・・・。このような物が役に立つのだろうか?丁度私の武器は「片手剣」のサーベルだ。盾を持っていない私は「鍋蓋」を装備しておく事にする。
西の岩山を進むと、懐かしいあの村、カニングシティーに到着するのだった。だが、いつもと様子が違う。「ラケリース」と呼ばれる女性の周りに大勢の冒険者が集まっているではないか。
私はその人込みの中から、あの魔術師の女性を発見した。
>>第七話へ
