Maple story
ロムバードを拍子抜けするほど簡単に撃破した私達は通行券を拾い集め、『8段階』へと進むのであった。階段を上って行くと、カニングシティーのグルクエで見たような数字の書かれた箱が置いてあった。

「この中から正解のパターンを探すのか・・・?」
「ご名答!」

しかし、箱の数は9個。こちらの人数はリーダーである斬り盗賊君を除けば5人だ。その5人で正解パターンを探すのだ。以前のグルクエとは難易度が桁違いのようだ・・・

「hayakusiro」
「おっと、ごめんよ、斬り盗賊君。」
「プレイヤーsは1か2だな。」

攻略法は以前のグルクエで熟知しているが、難易度が上がっているため、初挑戦の私と魔女さん、投げ侍は1から3の箱に配置された。

「そうだな。一番慣れてるこの俺が5をやろ〜」
弓使いが5の箱に乗ると、
「あたしは4か・・・メンドクセ。」
鉾娘が面倒くさそうに4の箱へ乗った。

・・・・・後から聞いた話だが、全部で126通りものパターンがあるそうだ。正解を素早く探すにはかなりの運を必要とするそうだ。

何パターン目だっただろうか?
1の箱に乗った私が動く前に、正解のパターンは現れた。

「haya」
「ラッキーですね!^^」

『私は全く動けなかったな・・・』

遂に、次は最終ステージ『時空の亀裂』。
どんなボスが待ち構えているのか・・・

『時空の亀裂』に足を踏み入れると、そこは暗く、恐ろしいほど広い空間であった。そして最初に目に飛び込んできたものは『ホワイトチュー』だった。

「あのネズミを倒すとロムバードのように・・・大ボスが出現するんだな?」

私が尋ねると、弓使いの最後の説明が始まった。
『そう。あいつを倒すと、時空の亀裂より「モーメガパン」が出現するんだ。ザコを召喚したり、強力な魔法攻撃で攻撃してくる。特に、HPの低い魔女さんはMGが切れたら終わりと思っていい。』

その言葉に、魔女さんの表情も真剣になる。すぐに魔法使いのスキル『マジックガード』を使い、持っている盾を構えた。「それほどまでに強いんですね・・・」

そして、投げ侍が手裏剣を構える。
「そろそろ、鼠を仕留めるでござる。準備は良いでござるか?」

・・・今までに無い、大きな戦いが始まろうとしていた。

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