数分後。投げ侍がメモを取り終えたようなので、ワープゾーンをつたって『6段階』を突破した。そして、私達はいよいよ中ボス『ロムバード』の潜むと言う、『7段階』へ進むのであった。
「一気に行くか?」
「おk!あたし一人でも楽勝だし〜w」
弓使いと鉾娘がなにやら話している。
「二人とも、一気がどうとか言ったが・・・」
そう尋ねると同時に、彼の説明が始まった。
『あぁ、ここには3匹のロムバードが出るんだ。上にいる雑魚を倒すと、下にロムバードが出現する。』
つまり、こういう事だ。ロムバードは合計3体潜んでいる。それぞれ対応した雑魚モンスターを倒すことで、下の段にロムバードが出現するのだ。実力が伴わなければ1体ずつ相手にし、実力が十分にあるなら一気に3体相手にしても良い、と言う事だ。
「鉾娘さんと弓使いさんがいるなら安心ですね!」
魔女さんが嬉しそうに言ったが、弓使いが頭を掻いて言った。
「魔女s。悪いけど、ここじゃ俺の実力は出せないんだ。」
「ええっ!?どうしてですかぁ?」
魔女さんが驚いて聞いたが、丁度、私も気になった所だ。
彼ほどの実力者が何故?
『つまりだ・・・下の段にロムバードが一気に溜まると、俺たち弓使いや、投げ賊特有の欠点がモロに出るんだ。』
彼が言うには、弓使いやアサシンは、敵とゼロ距離にある場合、攻撃を繰り出すことができないと言う。弓や篭手による打撃攻撃では、僅かなダメージしか望めないそうだ。
「侍sは『ジャンプ撃ち』できなくも無いんだけどな。ヘイストのレベルが微妙だからジャンプ力が足りないか。」
投げ侍もそれを聞いてうなだれていた。
「と、言う事は拙者も活躍できないのでござるか・・・・?」
『まあまあw次のロムバが来る前に叩きのめしちゃえば、それでいいんじゃね?w』
鉾娘のフォローが入った。「瞬殺」できればの話らしいが。
『それにさ、上の雑魚を倒せるのはあんた達だけじゃんw
ほら、さっさと倒せYO!w』
「hayakusiro」
雑魚敵は思いのほか遠くの位置にいて、アサシンや弓使いでしか倒せないそうだ。鉾娘と斬り盗賊君にせかされ、弓使いは上へ登っていった。
「投げ侍さんは行かないんですか?」
「鉾娘殿が『次のロムバードが出る前に叩きのめせば良い』と申した。拙者も近づかれる前に瞬殺できるよう、貢献するでござる。」
『雑魚1匹倒した!どんどん行くぞー!』
弓使いの声が聞こえた。
・・・・戦闘開始だ!
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