「15」
「14」
「13」
カニングシティーのグルクエの様に、一つのチャンネルに一グループしか挑戦できないようだ。『12CH』の入口に立った瞬間、私達は別の区域に移された。
いよいよ『ルディクエ』が始まったのだ。
先導して斬り盗賊君と鉾娘が説明してくれた。
「けんあつめる」
「あのネズミをぶっ飛ばして、通行券集めんのよー。」
『ブラックチュー』『ホワイトチュー』を倒し、
『通行券』を集める。カニングシティーの時とさほど変わらぬようだ。
ネズミ達を始末しながら進むと、弓使いがふと訪ねる。
「斬賊s、スチル使える?」
「なにそれ」
「あ・・・知らないならいいよ。^^;」
後で聞いた話なのだが、シーフのスキルである『スチル』があれば
素早く先に進むこともできるそうだ。しかし、少々頭を使うらしい。
「まあいいさ。普通に進もうか。」
「だなw」
通行券をあっさり集め終えた私達は、再び入口付近に集合する。
「けんよこせ」
斬り盗賊君の合図で、券を全て彼に渡す。
『CLEAR』の文字と共に、皆は謎の言葉を話す。
「@」
「さき」
「saki」
先?@?ここはベテランの3人に聞いてみることにした。
「その言葉はどういう意味なのだ?」
「わたし達、初心者なもので・・・」
「あぁ、そうだったwあたしが説明してやるよ!w」
彼女の話によれば、この先には『箱』がまばらに置いてあり、その箱の中身を全て取り出し先へ進むという事なのだが、一つだけ『罠』が隠されていると言う。
「あたしと弓cで罠を探すから、リダと3人は合図があったら来て」
「おれについてこいよ」
『わかった。くれぐれも、気をつけてくれよ!』
鉾娘と弓使いは先に入口へと歩いていった。
「どれくらい待てばいいんでしょうか?」
魔女さんが心配そうに話していると、弓使いからメッセージが。
『おk』
どうやら、OKの合図が出たようだ。
「いくぞおまえら」
斬り盗賊君先導の元、入口へと駆けて行く。
「師匠は頼もしいでござるなあ!」
投げ侍は何だか楽しそうだ。
『2段階』へ進んだ私たちは早速、券を集め始めることにした。箱を数回叩くと、通行券が飛び出す。滑稽な光景だ。
しかし、楽しくなって箱を壊している時、事件は起きた。私が箱を壊した瞬間、見たことも無い場所へ飛ばされてしまったのだ。兵士が一人立っているだけの、寂しげな部屋に。
『ま、まさかまだ罠が残っていたのか!?』
驚く私に、弓使いが言った。
「違うよ」
「斬賊sが落ちたんだよ」
>>第四十三話
