Maple story
基地の格納庫にやって来た私達は、
『最強の弓使い』の言う通り、そこに武器屋はあった。
魔女さんも愛着の湧いた装備を手放す決心がついたらしく、装備を見て選んでいる。

私の今のレベルは・・・36。レベル35の装備を着ける事ができるようだ。
両手鈍器『ビッグハンマー』、全身鎧『十字チェーンメイル』を購入しておくことにした。

十字チェーンメイルを装備した事により、命中率が少し上昇した。
しかし、まだガンティアンと戦うには心とも無い・・・
そこに、魔女さんがひょいと顔を出して言った。

「あ、プレイヤーさん、十字チェンメ買ったんですねー」
「ああ。DEXのステータスが上昇するからな。」

すると魔女さんは書物のような物を取り出して、
「プレイヤーさん、コレ使ってみてはいかがですか?」

『素早さの書(全身鎧)10%』。
『グルクエ』で入手したと言う書物だった。

「いいのか?魔女さん。強化書というのはとても高価なのでは・・・?」
「さっきかばって貰ったお礼です^^貰ってください!」

「ありがとう、魔女さん。」

私はその書物を手にすると、その内容を読み始めた。
すると書物は光を放ち、私の十字チェーンメイルに輝きを与えた。


【呪文書が光を放ち・・・不思議な力を与えました。】


何だ・・・?鎧が急に軽くなったようだ。
鎧に、DEXのステータスが付与されたようだった。

『ええっ!?まさか、1発成功ですか!?』
「そのようだが・・・」

魔女さんはかなり驚いた様子だった。
後から聞いた話だが、この『10%書』の力が発揮されるのは
その名の通り10%ほどの確率しかないという。

「私は昔から、運だけはいい方だったからな。」

この書物の能力で命中率が大幅に上昇した。
これならガンティアンにも勝てる。そんな気がした。

私達は装備を整え終えると、格納庫の上のほうに向かった。
そこに一人の男がポーズを決め、立っていた。

「プレイヤーさん、あの人が『チョリ』じゃないですか?」

案の定、彼の名は『チョリ』だった。
早速私達はドクター中村より預かった設計図を見せる。

「ふむふむ。なるほど・・・?」
そう言うと、彼は私達に設計図を返し、こう言った。

「次は『フニ』にこの設計図を見せるんだろう?
 あいつ、腹すかせてたみたいだから、『グレイの宇宙食』を
 持っていってやったらどうだ?」
「グレイの宇宙食とは何だ?」

「その名の通り、外界人『グレイ』が持っている食べ物さ。」

私達は『フニ』を探すと同時に、『グレイの宇宙食』を探しに行く事になる。

グレイという外界人は『クーラン草原』と呼ばれる場所をうろついているらしい。
まずは彼らを倒し『グレイの宇宙食』を入手することにする。

私達は再び、統制区域にやって来た。
そして再び強敵『ガンティアン』と対峙する事になる。
早速、装備したばかりの武器で攻撃を仕掛ける。

・・・・手ごたえアリだ!

数回のパワーストライクを叩き込むと、ガンティアンは倒れた。
もう、外界人も私達の敵ではないだろう。

「これならきっと『グレイ』だって倒せますよ!」
「ああ。私にも自信がついてきた。さあ、クーラン草原へ・・・・」

私がそう言いかけた時、悲鳴が聞えてきた。


『うっひゃーーーー!!!お助け〜〜〜!!!』

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